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アメリカ歴代大統領研究ポータル

ハーバート・フーバー大統領
第30代アメリカ大統領
飾り

カルヴィン・クーリッジ

カルヴィン・クーリッジ
説得力 32.1 38位
危機対応力 26.0 39位
経済管理力 24.9 41位
カリスマ 47.4 28位
外交力 50.2 25位
行政手腕 65.8 10位
議会連携力 42.7 30位
決断力 32.6 38位
公正性 36.3 31位
ヴィジョン 30.8 37位
C-SPANのランキングに拠って作成
カルヴィン・クーリッジ大統領の能力値

カルヴィン・クーリッジ大統領の概要

John Calvin Coolidge

Silent Cal

 共和党
 Republican

 在任期間
 1872年7月4日〜1933年1月5日
 生没年日
 1923年8月3日〜1929年3月4日
 身長・体重
 177.8cm/不明

 

好きな仕事はカエデ糖作り

 カルヴィン・クーリッジはヴァーモント州プリマスで生まれた。父ジョン(1845.3.31-1926.3.18)と母ヴィクトリア(1846.3.14-1885.3.14)の2人の子供の長子であった。父ジョンは農業と雑貨店を営んでいた。クーリッジは農業を手伝いながら学校に通った。カエデ糖の製造作業が一番好きだったという。一度、入学試験に落ちたものの、クーリッジはアマースト・カレッジを優等で卒業している。卒業後、法務書記として働き、法曹界に入った。

マサチューセッツ政界

 マサチューセッツのノーザンプトンで開業したクーリッジは政治にも関与した。マサチューセッツ州議会議員に選出され、ノーザンプトン市長も務めた。市長としてクーリッジは税を削減し、市の負債を減らす手腕を発揮した。市長に2期在職した後、州上院議員、州副知事、州知事を歴任した。1920年の大統領選挙で副大統領候補としてウォレンハーディングとともに立候補し当選した。ハーディングの急死にともない大統領に昇格した。

寡黙なカル

 大統領としてクーリッジはその静かな物腰から「寡黙なカル」と呼ばれた。クーリッジ政権期は「黄金の20年代」であり、アメリカが空前の繁栄を極めていた時期であった。しかし、その一方でクーリッジは1924年移民法を成立させ、移民の流入を制限した。他にも所得税や相続税の減税を導入している。

クーリッジ大統領の参考情報