まとめ―心理戦争としての冷戦 |
まとめは、これまで講義を受けてきた学生自身にグループを組んで行なってもらった。 |
質疑応答・感想 |
Q、先生は講義の予行練習をやったりしているのですか? A、予行練習はしていませんが、慣れでだいたいの感じは分かります。 Q、1983年の大韓航空機撃墜事件でなぜアメリカが怒ったのか分かりません。韓国がアメリカ側だったからですか? A、大韓航空機には多数のアメリカ人が搭乗していたのが大きな理由です。 Q、私は今、アメリカと中国は第二の冷戦になりつつあるのではないかと考えています。 A、私が書いた『政策空間』の「米中新冷戦の可能性―米ソ冷戦と比較して―」を参照してください。 Q、キューバ・ミサイル危機についてですが、10月16日以前にカストロ将軍とアメリカの関係がやや悪化したのは何故ですか、ビッグズ湾事件ではないほうです。 A、アメリカが過度にカストロの急進性を恐れ、その結果、カストロをソ連に接近させることになったのです。 Q、最後の質問になると思いますが、アメリカは今もなお世界最強国家と呼べるのでしょうか? A,呼べると思いますが、第二次世界大戦直後のアメリカよりも相対的な地位は低下していると思います。 |